りんご輸出プロジェクト
2008年、駐日ベトナム次席代表のグエン・ミン・ハ氏とのプライベート交際をきっかけに、ベトナムへのりんご輸出を提案した翌年、次席代表との合意を経て、青森ベトナム交流協会を設立しました。
以来、ベトナムへのりんご輸出を目指し、県や関係団体とともに、様々な取り組みを続けて参りましたが、震災による停滞を余儀なくされました。
しかし今般、一定時間の経過に加えベトナムがTPP参加国でもあることから、交渉再開への環境が整いつつある状況にあります。加えて、本県企業と現地企業の合弁により「中山商事株式会社」が昨年8月に設立されました。
パートナー企業は、ベトナム全土のショッピングセンターに取引口座を持っており、「規格・価格・ロット」の交渉が成立しだい、信頼できる取引を開始することが可能となります。
毎年一定量が国内流通している、小玉りんごを中心に輸出することで、国内価格の適正化、安定化に貢献できるものと確信しており、更には取引を重ねることでりんご加工品や水産加工品の輸出品目の拡大にもつながるはずであります。
先ずは本年産りんごの「テスト輸出」を目標に取り組みを加速させます。