若者世代の皆さんへ

岡元行人

今からちょうど10年前に「若者は、選挙に行かないせいで、4000万円も損している!?」という本が出版されました。

20歳から概ね35歳くらいまでの方々に向けて書かれた本ですが、要旨を紹介しますと40歳未満の人達は国政選挙に行かず棄権してしまう事で1人あたり何千万も損をしているというのです。

税金を何に使うか誰に使うかを決めるのは国会議員です。その議員を決める選挙に興味がない若者に対して国会議員が興味を示さない。それはあたりまえの事です。何回誘っても参加しない人に声がけが減り、やがて相手にされなくなるのと良く似ています。
政治は税金という富を使って豊かさを再分配する仕組みですが、その仕組みが投票率によりコントロールされている現実を是非理解して頂きたいと思います。

私たち地方議員が皆さんの世代を応援する様々な政治活動をするには、皆さんの投票なくしてはあり得ないのです。
職業人としての技術習得支援策、若年者の再就職支援、妊娠出産に伴う経費軽減策などはすべて税金の分配であります。

皆さん、損するのって嫌じゃないですか?